現代では空調設備は必需品。
暖房設備はエアコン以外にもファンヒーターやら床暖房やらあるが、冷房設備はエアコンになる。
せっかく空調設備を付けるなら全館空調で家じゅう一定の温度は理想的。
部屋出たら寒い・暑いがないのはいい。
当方はHEAT20 grade1は最低でもclearして、grade2を目指したい。
気密もC値1以下ぐらいがいいなあ。
そうなると、空調としては全館空調が効率的になる。
昔の家だと(断熱・気密が悪いと)、家中を温めたり・冷やしたりするには膨大なエネルギーを消費し、lossも激しい。
とてもじゃないが、全館空調向きではない。
しかしながら、現代の家は断熱・気密とも向上している。
上記の方針ぐらいの断熱・気密があれば少ないエネルギーで家中を一定の温度にすることは決して難しい話ではなく、現実的な話。
家の規模や間取りにもよるが、大掛かりな(いわゆる昔からある)全館空調を導入しなくても、エアコン1台で全館空調(もどき)は可能となるはず。
実際に熱量を計算し、必要なパワーを求めそれに見合う出力のエアコンを導入し、空気の流れも考慮すれば実現可能。
逆に断熱・気密がいいのに、各所でエアコンを動かす個別空調は無駄が多い使用方法かもしれない。
一般的な全館空調のデメリットはイニシャルコストの高さ。配管すれば、ダクト内の清掃が難しく・カビなどの温床となりうる。家電なので、いつかはこわれるが、その際の修理・交換もやはりコストがかかると思う。
(ダクト内の清掃もお金を掛ければ可能だと思われ)
個別空調もLDKに1台、寝室1台、子供部屋に1台、書斎に1台とやっていくと、まあまあイニシャルコストはかかる。
せっかくの断熱・気密を生かすためにも、全館空調(もどき)にしたいと思う。