土壌改良

もみじ枯れたから土壌改良。

 

土を入れ替え。。。は土の処理にこまるので、バークチップを混ぜまくることにした。

直径1m程度の範囲を80cmの深さまで掘ることに。

 

掘ってみると、ほぼ小石・がれきだらけ。特に浅い層はひどい。(家を建てる前にわざわざこれらを除去せず重機でならしているだけだろうからしょうがないが)

ガチガチだし、スコップは無理。つるはしじゃないと太刀打ちできず。

そして少し深くなると粘土が出てくる。グライ化している。

こんなところ植物育つのか??

 

でもやり始めたらやるしかない。

バケツ・一輪車を駆使して掘り出した土・がれきを空きスペースに積んでいく。

イメージは何十往復もした。

当然1日でできない。2日でもできない。 重機なら半日もかからないんだろうと思いながら、せっせとほる。雨が降る。水がたまる。水が引かない(粘土層だし)。水を抜く。

ライフラインの配管はないが、門柱への配線や照明への配線があってこれらに気をつかった。(これも掘ってみたからわかるが、結構配線のライン(道筋)がまとまっていなくて((各々の最短距離に敷いてある))、美しくなかった)

土日しか作業できないから、1か月弱かかった。

 

80cm程度掘っても驚愕の事実。水ひかない。どこまで掘ればいいのか?

→家をたてるときに地盤調査をしていたことを思い出した。ボーリングの結果、2mぐらいまでは粘土層があるようだ。さらにあと1mほるのか??

 

さすがに無理。  と思うが、一応見てみたい。

全体をさらに1mはきついので、局所的に掘ってみた。ここまでくるとがれきはなく、粘土だけ。ひたすらグライ化した粘土層が続く。1mほど細い竪穴をほった、が、まだ続く。道具的にもう限界。水はけ改善のために粘土層を突き抜けようと思ったが、これ以上は進められない。掘るのはここまで。

 

あとは土を戻すが、その前に。

竪穴を利用して空気の通り道をつくることに。

うわべだけでなく、土壌から庭造りを考えている造園屋のHPにちょくちょく出てくる気脈もどきをつくる。

竪穴に 竹 はなかったので、コルゲート管を縦に突き刺して地上まで出すことにした。コルゲート管がなかなか売っていなかった。ネットだと送料含めてバカ高い。何とかコメリさんで入手。

コルゲート管のまわりは剪定枝を括り付けた。

 

いよいよ土戻し、の前に。

小石・がれき除去。極端な粘土の除去。

これがまた地味。篩作業かとおもいきや、篩をかけるとほぼ落ちない。。。。

仕方ないので、地道に手作業。スコップで少しずつすくっては除け、すくっては除け。

これまた時間がかかった。

 

大量に出た小石・がれきは掘った穴の底にポイ。

その上に残りの土を戻すことにした。

多少砂っぽいところもあったが、ほぼ粘土質。

粘土質の改善には砂を混ぜるとよいとネット情報があったので、多少混ぜたが焼け石に水。本格的には大量の砂が必要そう。重いし金額もかかるし(理屈じゃなく感覚的に意味ないと思ったので)砂の客土はやめ。

あとは有機物大量投入が手か。物理的な改善じゃなく微生物の力が必要な気がする。

 

バーク堆肥を2-3割みたいな情報が多かったが、思い切って5割ぐらいのイメージで混ぜる。もみ殻燻炭も少し混ぜた。バーク堆肥は40Lを5袋ぐらい入れたから400Lぐらいは使った。

これをひたすら掘った穴に戻す。戻すのは比較的楽。一輪車に乗せてドカッと放るだけ。

 

大量にバーク堆肥を入れたものの、基本は粘土質。戻している最中の湧き水と粘土がまざってぐちゃぐちゃの田んぼみたいになってしまう。でもどうしようもないからとにかく全部戻した。

 

あとは自然が解決してくれるのを待つのみ。

小石・がれきはだいぶ除いたから、植木は無理でも花壇ぐらいにはなるかな。

でももう一度もみじ植えたいな。

 

 

全部で実働2か月ぐらいかかった。めちゃくちゃ大変。人力だから資材代(3-4千円ぐらい?)しかかかってないが、効率はよくない。

やっぱり最初の最初、外構の時にしっかりとした土壌改良、排水計画ができる外構屋を探すのが一番。HPみるだけだとこの地域は見つけられなかったが、、、、