太陽光発電どうする

太陽光発電を載せるかどうか。。。

 

・経済面

 太陽光発電バブル時は売電価格も高かったので、投資的要素が強かったと思うが、今は売電価格はぐっと安くなっているし、将来的にはより安くなるもしくは売電もなくなる可能性も覚悟しといたほうが良さげ。だから投資目的では不適と思う。

 自己消費程度で考えると、4kW程度で4人家族なら一般的にはまかなえるよう。もちろん晴れの日の日中の話だけ。余剰分は売電になるが、売電に関しては上記のつもりなのでおまけ程度と認識。蓄電池がもっと普及すると売電がなくても良いが現時点ではコスパ悪いので検討せず。

 初期投資にお金がかかるが、4kWぐらいならざっくり100万ぐらいか。以前よりかなり安くなっている。海外製のパネルとか使えばより安上がり。最近はパネル自体は20年保証とかあるように寿命は長い。パワコン(だっけ?)とかは10年ぐらいでポシャルかもしれないが、そこを対応していけば20年以上は発電を期待できる。

 太陽光発電を載せた場合と、載せない場合でシミュレーションしているサイトがあるがほぼ五分五分。先にお金を払うか、後で払うかの違い。太陽光押しのサイトなら有利になるし、そうじゃないサイトなら不利になる。ただし、シミュレーションには前提条件がある(太陽光発電の寿命やら発電量やら電気代やら)。これらがどうなるかはわからないのであくまで参考。極端な差はなさそう。

 将来の電気代は高くなると予想するので、お金があるなら載せておこうと判断

 

・躯体に与える影響

 太陽光発電を載せるとかなり重いものが屋根に乗る。4kWだと200-300kg程度。結構重い。地震大国の日本ではデメリット。素人考えでは、屋根は軽い方がいいって説は説得力がある。一方で、今回は新築。既存の屋根に載せるわけではない。載せるの前提で、家を作れば耐震も過度に不安になる必要はないと思う。構造計算もすれば、より安心。

 雨漏りも懸念される。パネルは屋根に固定しなくちゃいけないわけだから、ずさんな施工では雨漏りにつながる。ただ、これも基本的にはないと信じる。営業トークかもしれないが、各住宅会社にきいても雨漏りはしないと言い切っていた。保証も効くであろうし(未確認)

 というわけで、構造計算前提の新築時なら概ね心配なしと判断

 

・本当にエコ?

 こればっかりは不明。「エコ」の定義による。パネルには製造時・廃棄時など環境への問題も多い。これをどうとらえるかは個人の信条かと。少なくとも現在の文明のもとでは環境負荷ゼロは無理でしょう。

 

色々考えたけど、お金が許せば自己消費分ぐらいを載せようかと思う。構造計算は必須かと思います。

 

*おまけ

本当は太陽熱を利用した給湯器がほんとの意味ではよりエコかなと思うが、商品としては今もあるが現時点では盛り上がりにかける分野。基本はガス給湯とセットであり、オール電化を予定している当方とは相性悪し。