窓の話で少し出てきた気密の話。
断熱と気密は基本セット。
断熱性能を上げるなら気密もしっかりとらないと、どちらが欠けてもいけない。
なので高断熱と高気密がセットで言われている。
じゃあ、気密はどうとるか。
外張り断熱だとこの点は有利だが、充填断熱だと、、、
室内側に気密シートを使用して気密をとるのが良くある話。
実際の施工は良くわかりません。たぶんすごく気をつかう作業。
コンセントとか、換気扇とかのダクトとか各所で気密に注意する必要あり。
気密の評価指標としてはC値がある。
建物の床面積1m2あたりの隙間面積(cm2)なんだって。
じゃあどれぐらいを目指すのか、、、、、わかりません。
5以下が高気密ともされるらしいがたぶんこれは甘々。
2以下が一つの目標?根拠乏しい。
1以下だと多くの方の賛同が得られるのかな?高気密を売りにしているところは必ず1未満。
たぶん地域柄寒冷地では気密施工が標準的に上手なんだろうけど、温暖地ではそもそも気密をとることにも積極的でないことも多い。
C値は、Ua値とは違って計算で得られる数字ではなくて実際に測定する必要あり。
なので、C値は測定したことがなければ聞いても答えられない会社はそれなりにいるのでは?
現在検討中の会社は現場発泡で断熱ですが、これは気密にもいい(らしい)。
断熱材による気密に異を唱える意見もあるものの、現実的には現場発泡で気密性はいいとする話が多い。なので、この点はいいな。現場発泡でちゃんと施工してくれれば、断熱剤も隙間なく詰めれて、気密もとれる。夢のような話。
なので気密性はある程度担保されると思っている。
そういえば気密をとるのは気密シートと挙げたが、正確には防湿気密シートが多い。
室内の湿度を壁内に通さないので冬の結露のリスクが軽減される。
一方で、夏型結露のリスクはある。(*これは、通常問題になるほどの結露ではないともされる。どっちなのかは不明)。夏は外気の湿度がクーラーで冷やされた内気とぶつかって結露するというもの。防湿なので、夏型の場合は結露のリスクあると思う。
これを解決する?のがタイベックスマートという。可変透湿シート。理屈は製造元HPを参照して頂戴。そんなスマートなものが世の中にあるんかい?と思うがそうらしい。
これなら、問題ないね。
右往左往したが、気密はC値、目標は1以下。最低2以下とするけど。。1以下にしてほしい。
C値は測定したいと思っている。C値が1以上なら途中で修正かましたい。
心配なのは普段気密施工をしていない会社だと思うので、注文したからと言って対応できるかは謎。施工が絡む問題なので、ほぼ未経験者だと何していいか分からないと思う。